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秘密の派遣業務

第11章 傷ついた心を癒すのは…

夕方まで社長に抱かれ続けやっと解放された紗江は所長に教えられた自室に駆け込みシャワーを浴びた。

紗江「…うぅ…う…あぁ…」

涙が溢れ止まらない。

(汚れてしまった…もう…私は…)

桐沢に抱かれた時は汚れたとは思わなかった。
だけど…直ぐに別の男性に抱かれ紗江は初めて汚れたと認識したのだ。

いつか愛した男性と結ばれる事を夢見ていた。

それも今となっては叶わぬ夢になってしまった。

シャワーで必死に身体を洗う。
全てを洗い流せたらいいのに…

抱かれた事も…感じてしまった事も…

気づけばシャワー室に響くぐらいの大きな声で紗江は泣きじゃくっていた。

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