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秘密の派遣業務

第11章 傷ついた心を癒すのは…

桐沢「…ほら、食べろ。」

紗江をテーブルの前に座らせた。

紗江「…ありがと。でも…食欲ないよ…」

食べなきゃ心配かけるだけだ…。
でも…喉を通りそうにない…。

桐沢「…少しだけでも食べろ。ほら…あーん。」

桐沢が紗江の口に食べ物を運ぶ。

紗江「…え…っ?」

(あ、あーんって…)

普段のクールな桐沢には似合わない仕草に紗江は驚き桐沢を凝視した。

桐沢「ほら。」

(ニコッと笑ってるし…)

思わず噴き出していた。

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