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秘密の派遣業務

第13章 誰のモノ?

医務室を出た私はそのまま食堂に向かった。

厨房ではちょうど美代さんが昼食準備をしていて忙しそうにしていた。

紗江「美代さん、手伝います。」

厨房に入ると美代さんが嬉しそうに笑ってくれる。

美代「本当?助かるよ。」

自然と私も笑顔になった。

美代「じゃあ食器を出してくれるかい?」

紗江「はい。」

言われた事をしながらチラッと美代さんを見た。

(…なんか…お母さんを思い出すな…昔はお母さんとよくこうやって一緒に料理をしたっけ…)

懐かしい気持ちが込み上げてきた。

料理を盛り付けて善に乗せてカウンターに並べておく。

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