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好きなの

第6章 別れ

次の日、引っ越しの準備が終わって最後の登校日だった。

普通に友達と別れた後帰るところを呼び止められた。

「美月さん。ちょっといいですか?」

森永先生だった。
女性の先生で親しかった。

「はい。」

不思議に思いながらもついていった。

「美月さんの耳には入れておこうかと思って・・・実は。。。」

どうも歯切れが悪い。

「何ですか?」

「・・・・実はね、柊先生が亡くなったの・・・」

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