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春の風

第6章 日常 side.少女




『 柚衣ちゃん。 起きて。朝食の時間なんだけど。』


小鳥のさえずりがキコエル‥

うーん、まだねむ‥


『柚衣ちゃん! 起きて! 今日は、珍しく外出許可出たんだけど、いいの?』

はっ、として‥。

目の前に‥

「九条先生?」

『ブブー、ハズレ。
悪かったね、九条先生じゃなくて。』

ちょっと、不貞腐れた松川さんだった。

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