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春の風

第8章 手に入らぬ心 side.林檎



今の世の。
禁断の果実を口にしたとき。


人は、どうなるのか。
善悪を知るはずの者は、その深みにはまり抜け出せなくなるのか。




【主なる神は言われた。
「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。
今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きるものとなるおそれがある。」

主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。

こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルベムと、きらめく剣(つるぎ)の炎を置かれた。】


創世記3章22〜24節

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