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私の掏明くん

第12章 掏明のいない日々



伸一「ハァハァ、ンッ!!」

千尋「はあぁッ、ああ、ああぁ!!」


繋がった瞬間
まるで何かが乗り移ったように
伸一は己の感じるままに腰を動かした
予想を反し
自分勝手なセックスをする伸一
だけど千尋も男の人とセックスするのは
久しぶりだった為
そんな事を気にする余裕は
なかった


千尋「ハァハァ、ンッ、ああぁ!!」


気持ち良い
気持ち良い気持ち良い気持ち良い
感じる感じる感じる感じる感じる感じる
だけど違う…
何か…何かが違う…


千尋「…何…何なの…」

伸一「何も考えないで…今は何も…」

千尋「…伸ちゃん」

伸一「ンッ」

千尋「んンッ、クチュンッ…」


キスでごまかされ
考える事が出来なかった千尋
セックス中だし頭が冷静になるなんて事
普段なら
有り得なかったが…


千尋「…違う…なんか…違う」


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