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千尋「すいません、本田東矢さんの事に
ついて少し聞きたいんですけど」

看護婦「申し訳ありません、ご家族以外
の方には教えられないんです」

千尋「私、川澄っていいます、本田さん
とは職場の同僚で…」

看護婦「同僚…」

千尋「…」


今は病院も
プライバシーやなにやらで規則が厳しく
簡単に患者さんの個人情報は
教えてくれない
何とか教えてもらえないかと
同僚と嘘をつき入院した経緯を教えて
もらおうとしたが…


千尋「お願いします、どうして入院した
かだけでも…」

看護婦「申し訳ありませんが規則ですの
で…」

千尋「そこをなんとか」

掏明「千尋、もういいよ」

千尋「だけど…」

掏明「彼女は絶対教えてくれない、他の
人を当たろう」

千尋「…」