私の掏明くん
第3章 学校でも…
千尋「部屋ではこれ着てね」
掏明「もしかしてこれっ…別れた彼氏の
忘れ物とかじゃないよね」
千尋「弟の忘れ物、パンツは新品だから
安心して使って」
掏明「弟のか、ありがとう」
新品の下着と
お古のジャージを掏明に渡した千尋
外では裸
部屋では服を着る
普通なら逆だったが掏明は透明人間の為
外では裸、でも部屋にいる時だけは
服を着てもらう事にした
千尋「ふあぁぁ~」
掏明「千尋、眠いの?」
千尋「…うんっ」
掏明「だったら寝よう、一緒に」
千尋「…」
狭い部屋に
小さなベッドが一つ
ソファーや客人用の布団などはなく
千尋は掏明と一緒に小さなベッドで眠る
事に…
千尋「狭くない?」
掏明「大丈夫」
千尋「もうちょっとこっち寄って」
掏明「うん」
千尋「…」
寄り添うように
一つの小さなベッドで眠った二人
だけど…
千尋「…」
掏明「寝ないの?」
千尋「…もう一回…してもいい?」
掏明「いいよ」