私の掏明くん
第17章 誕生日なのに…
千尋「ねえチョコレートケーキと普通の
ショートケーキ、どっちが好き?」
掏明「どっちも好きだけど、クリスマス
の準備?」
千尋「再来週、私の誕生日なの」
掏明「おめでとう、じゃあ当日はお祝い
しないとね」
千尋「27歳になるけどね…」
再来週11月11日は
千尋の27回目の誕生日だった
20歳を過ぎてからはお祝いしなくなっ
ていたが
今年は掏明と一緒だし
せっかくだからお祝いしようとケーキを
買う事にした
掏明「プレゼント、何が欲しい?」
千尋「何もいらないよ」
掏明「言って、俺頑張るから」
千尋「…じゃあずっと身につけられる物
がいいな」
掏明「了解、楽しみにしてて」
千尋「…うんっ」
お金を渡そうとしたが
それは断固拒否され、だけどそんな状態
でプレゼントが買えるのか謎だったが
ここは掏明を信じ当日まで
待つ事に