私の掏明くん
第17章 誕生日なのに…
掏明「4日働いて2千円か…」
一時間千円
そう価格設定をしていたが
子供に依頼されたらお金はもらえず
今日まで5件以上依頼をこなしていたが
稼いだのは2千円
買いたい物もあり目標金額は一万円
だったが…
掏明「…頑張るしかないか」
残り8千円
掏明は今日も夕方まで
サンタさんの格好で駅前を走り回ってい
た
そんな事とは知らない
千尋は…
千尋「…はぁぁ」
掏明の事は信じてる
信じてるけど不安ばかりが募り…
千尋「大丈夫かな…」
麗子「千尋先生、何か心配事ですか」
千尋「麗子先生…」
麗子「こういう時は気晴らしにパーッと
飲みに行きましょうよ~」
千尋「…結構です」
麗子「警戒しないでよ、それとも期待し
てるとか?」
千尋「…」
麗子「冗談よ、冗談」