私の掏明くん
第17章 誕生日なのに…
ホスト「いらっしゃいませ」
麗子「どうも、アキラ君をお願い」
ホスト「かしこまりました」
千尋「…」
席に着くと
慣れた様子で指名した麗子
しばらく待っていると、いかにもホスト
な男性二人が
千尋の前に現れた
一人は麗子が指名したアキラ
もう一人は…
アキラ「麗子さん、いらっしゃいませ、
こいつは新人のジンです」
ジン「ジンです、よろしくお願いします
お隣、失礼します」
麗子「彼女は同僚の千尋、大事な人だか
らちゃんと接客してね」
アキラ「かしこまりました、ジン」
ジン「はい」
千尋「…」
ジン「ジンです、よろしくお願いします
千尋さん」
千尋「…どうも」
名刺を受け取り
それをポケットにしまった千尋
ジンは千尋の隣に座り新人ながらアキラ
顔負けの
接客をしてくれた
ホストクラブは初めてだったが
彼のおかげで目一杯楽しくが出来た千尋
だけど…
千尋「うぅ…気持ち悪い…」
麗子「お会計お願い」