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千尋「ねえ、でもどうやって買ったの？
みんなに掏明の姿は見えないし声だって
聞こえないのに」

掏明「サンタの格好したんだ、これなら
顔が隠れてても変じゃないし話す時には
スケッチブック使ったんだ」

千尋「変な人って思われなかった？」

掏明「最初はね、でも買えたよ」

千尋「大変だったね」

掏明「これくらいなんともないよ、千尋
の為だもん」

千尋「…ありがとう」

掏明「誕生日パーティーしょう」

千尋「うんっ」


それから二人で
一日遅れの誕生日パーティーを開いた
不器用ながら掏明が作ってくれた料理と
千尋が買っていたケーキを用意し
二人だけでパーティーを