私の掏明くん
第19章 図書室ではお静かに
千尋「…?」
掏明「遅かったね」
千尋「(小声)麗子先生に捕まっちゃっ
て…オマケに入れてるのバレたし…」
掏明「危ないね」
千尋「(小声)笑い事じゃないよ…」
掏明「待ってる間に俺、いい場所見つけ
たんだ」
千尋「(小声)いい場所?」
掏明「図書準備室、ドアは鍵付きだから
安心だよ」
千尋「…そうだね」
麗子が戻らない内に
図書準備室へ向かった千尋と掏明
図書室と比べると準備室はこじんまりと
していたが
カーテンが付いていて鍵付き
鍵をかってカーテンを閉めてしまえば
見つかる事はない
掏明「図書室だから静かにやらないとね
ンッチュッ」
千尋「ンックチュ、そうだね」