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私の掏明くん

第20章 タイムリミット



掏明「どこかで聞いた名前…」

千尋「(小声)掏明?」

良人「川澄さん?川澄千尋さんですよね
佐藤です」

千尋「あっ初めまして」


待っていたのは背が高く
爽やかな雰囲気のイケメン男性だった
第一印象は良く
何故、相手がいないの
お見合いをセッティングされたのか
不思議だった


良人「料理、適当に注文しちゃいました
けど」

千尋「私、好き嫌いないんで」

良人「良かった」

千尋「…」


大人っぽい
雰囲気のある男性だったが
急に子供のように笑ったりしてギャップ
のある
素敵な男性だった


良人「でも驚きました、こんな綺麗な人
が来るなんて」

千尋「綺麗だなんてそんな…」

良人「独身だって聞いてますけど…恋人
はいますよね」

千尋「えっと…はいっ…」


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