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私の掏明くん

第21章 チョコレート味



アイドル「チョコレートは初恋の味」

掏明「初恋の味だって」

千尋「何が?」

掏明「CMで言ってた」

千尋「バレンタインだからね」


2月になると
街中はバレンタイン一色に
スーパーやデパート、コンビニなどでは
バレンタイン専用の
特設コーナーが設けられ
義理や本命、友チョコなど種類は様々で
街中にはチョコレートの甘い香りが
漂っていた


千尋「今年は手作りにしようかな」

掏明「手作りはいいけど…何で2個買う
の?」

千尋「えっ?」


チョコレートや
固める容器、包装用の箱など
いくつか見て回っていたが何故かカゴの
中には
同じ物が二つ
全く同じ物が入っていた


掏明「誰にあげるの」

千尋「掏明と東矢さんにだけど?」

掏明「東矢は寝てるから食べられないよ
だから用意しなくても…」

千尋「わかってるよ、でもいいの」

掏明「…」


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