私の掏明くん
第24章 終電間際
東矢「!!」
千尋「…どうしたの」
東矢「ううん、何でもないよ」
千尋「ンッ、クチュ…」
いつの間にか
感覚が戻っていた千尋
だけど、それを本人に言うと緊張させる
と思い
あえて何も言わなかった東矢
先の事を考えると色々、不安もあったが
今はただ
ただこの時を
大事にしたかった
千尋「ハァハァ…あんっ、あっ…ぁ」
東矢「…チュッ」
千尋「ンッ、ンんッ…あっ…」
電車が揺れる度
出し入れするように奥を突かれ
電車内にはお互いの性器が擦れ合う音と
千尋の甘い吐息だけが
響いていた
千尋「あ、あぁ…あぁあッ…」
東矢「…千尋」
千尋「んっ…あっ、あんっ、あ…」
東矢「一回、抜く…」
千尋「いや、抜か…ないで…」
東矢「でも…」
千尋「いいから…いいから中に…」
東矢「…」