私の掏明くん
第5章 お出かけ中も
千尋「(小声)…何笑ってるの」
掏明「千尋って素直でわかりやすいなっ
て」
千尋「(小声)バカにしてる?」
掏明「褒めてるの」
千尋「…」
誘うように
千尋の太ももから
その先へと手を伸ばした掏明
だけど千尋は足をきつく閉じ掏明の手の
侵入を
必死に押さえた
千尋「…」
掏明「どうして足閉じるの?」
千尋「(小声)バスは…ダメッ…」
掏明「…だよね」
千尋「…」
自分も我慢していたが
掏明も必死に我慢してるのがわかった
だけど
乗客が少ないとはいえ
ここはバスの中でそう簡単に始めるわけ
にはいかず…
掏明「…」
千尋「(小声)仕方ないな…」
掏明「何、ここでしてもいいの?」
千尋「口でしてあげる」
掏明「えっ?」