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私の掏明くん

第2章 裸のイケメン



千尋「…!?」

男性「お姉さん、俺の事が見えるんでし
ょう」

千尋「…うんっ」

男性「良かった、あっこんな格好でごめ
んね、服着ると変になるから」

千尋「変?」

男性「ほらっ、俺、透明だから服だけが
歩いてるように見えるじゃん」

千尋「…確かに」

男性「どうしてこうなったのかわからな
いけど…俺ちゃんと生きてるから」

千尋「幽霊じゃないの?」

男性「違うよ、その証拠に…」

千尋「!?」

男性「ほらっ、触れるでしょう?」

千尋「…うんっ」


急に抱きしめられた千尋
男性に抱きしめられるのは慣れっこだっ
たが
相手は裸で透けていて
よく見るとなかなかのイケメン
普通にかっこいい裸の男性に抱きしめら
れドキドキして
しまった


千尋「…」

男性「お姉さん、いい匂いするね」

千尋「いい匂い?」

男性「男を誘惑する匂い」

千尋「…」


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