私の掏明くん
第7章 生徒の為なら
千尋「今の成績では第一志望は難しいと
思います」
母親「先生、何とかなりませんか?」
男子「母さん…」
千尋「今からでも勉強頑張れば可能性は
あります」
母親「本当ですか?」
千尋「彼の頑張り次第ですね」
母親「だって」
男子「…」
今日は三者面談の日
卒業後
大学に進学する者
就職する者など色々で
生徒一人一人の進路、未来について考え
保護者と話し合わなければいけない為
教師、担任として責任重大で
大変だった
母親「じゃあ先生、失礼します」
男子「失礼します」
千尋「はい、気をつけて帰ってね」
今日の三者面談は
さっきの生徒で終わった
だけど三者面談は明日も続き、その準備
など
やる事がある為
千尋はまだ帰る事は出来なかった
掏明「千尋、まだ帰らないの?」
千尋「うん、もう少し…」
掏明「…!?」
女性「千尋先生、お疲れ様」
千尋「麗子先生」