私の掏明くん
第8章 憧れのマドンナと
千尋「…木君…鈴木君…」
鈴木「んんッ」
千尋「鈴木君、起きて」
鈴木「あっ!?先生、僕…」
千尋「突然寝ちゃったからビックリした
よ」
鈴木「寝てた…僕が…」
千尋「鈴木君?」
鈴木「あっ、いえ…夢か…」
千尋「…」
どうなるかと思ったが
千尋が冷静に対応してる事から
彼はさっきの出来事が夢だと思ったらし
く、千尋自身
彼にしてしまった事を少し
後悔していた為
このまま何もなかったように対応した
鈴木「失礼します」
千尋「気をつけて帰ってね」
鈴木「…」
千尋「…ふぅ」
掏明「彼、夢だと思ったみたいだね」
千尋「夢だと思ってくれたみたいで良か
った…もし覚えてたら…」
掏明「色々、面倒だもんね」
千尋「…まあね」