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抵抗

第1章 失敗したスパイたち《1》


「…わかった」

そう言った時だった。

私達の真下の床が開いた。
そこには闇が広がっていた。

「ッ!?」

「レイッ!!」

重力に逆らえる訳もなく
吸い込まれるように
シュウと闇に落ちた。

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