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抵抗

第4章 観察記録《2》



父親が瞬一の髪を引っ張り
自分に引き寄せた。


「いたぁっ、ちょ、父さんッ」

そして、髪から離れたその手は
ズボンとパンツを一気に脱がせた。


「…とお…さん……」

ひきつっている瞬一の表情。
兄がされている行為を自分にもする気だと
何となく思い、恐怖に身を縮こめた。

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