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抵抗

第1章 失敗したスパイたち《1》



五人のうち、三人は私の近くに立ってニヤニヤしている。

「やるぞ」

さっきまで、しゃべっていたリーダー格の男が言った。
そのとたん、三人は動いた。

「いやっ、やめっんんっ」

リーダー格の男が唇をふさいだ。
一人は、胸を
もう一人は、股を愛撫し始めた。

「…んぁっ…っふ…やっ!!…」

「やめろっ、レイィっ」

シュウ……

いやだ、気持ち悪い。
息がしずらい。

胸をさわっていた男がナイフを取り出した。

「っん!?」

ビリッ…

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