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俺、どうしたい?

第4章 松潤ペース

何で俺、コイツの腕の中に大人しく納まっているんだ?

コイツの腕の中・・・嫌じゃない・・・なぁ



「もう1つ、お願いがあるんだけど」

「なんだよ・・・」

「あのね、二人でいるときは“翔”って呼んでいい?俺の事は“潤”って呼んでほしいな」

「えっ、でもさぁ・・・」

「こうやって二人でいるときだけだから。
ねっ!潤って呼んで」

「じゅ・・・潤」

「翔・・・あぁ、なんかメッチャ幸せ!」



何だかどんどんコイツのペースに、巻き込まれていく気がしてならない。



結局この日は、潤の家に泊まった。
もちろんそれ以上の事はしなかった。

潤は俺の腕まくらで眠った。
幸せそうな顔をして

このまま付き合いは続いた。
いや~、付き合っているかいないかで言ったら付き合っていない・・・かな?

ん~どう表現してよいのやら・・・

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