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俺、どうしたい?

第8章 本心

「どうなの?」

「・・・わからない」

「わからないって、どういう事?」

「わからないものは、わからない!」



なんでだろう、涙が流れてきた。



「何で泣いてるの?」

「知らねぇよ。勝手に流れていくんだよ。
自分の気持ちが、どうしたらいいかわかんないよ」



そっと抱き締められた。
何故か思っている事を、正直に話し出した。



「相葉君に誘われて、抱き締められ、キスされて、凄く嫌だった。
でも、お前にこうして抱き締められるのは、嫌じゃない」



そういうと、おでこにキスをしてくれた。
一瞬、心臓がドクンッ!!と大きくなった。

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