テキストサイズ

俺、どうしたい?

第9章 あきらめて

仕事が終り、相葉君の家に向かった。

心配そうな顔をして見送る潤。

ー大丈夫だよー
俺はニコッと微笑んで、楽屋を出た。




ピンポーン!!


「あっ、翔ちゃんいらっしゃい!!」

「なぁ、相葉君・・・」

「まぁまぁ、とにかく上がって上がって!」


リビングに通された。

酒をすすめられ、とりあえず飲んだ。

初めて潤と二人で飲んだ時のように、相葉君も嬉しそうにしている。

今日こそは、はっきりと言わないと・・・

でも、相葉君をキズつけたりしないかな?

あっ、いやそんな事は考えない。


「相葉君、俺の事諦めてくれないか?」

「翔ちゃん、それってもしかして・・・」

「松潤と、付き合ってる」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ