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俺、どうしたい?

第10章 お前だけのもの

相葉君の家をあとにして、潤に家まで送ってもらった。


「じゃあね翔、ゆっくり休んでね」

「なぁ・・・ちょっと寄ってかないか?
散らかってるけど」


思わず引き留めてしまった。


「いいの?」

「うん。何も無いけど、少し飲まないか?」

「いいよ!」


リビングに携帯と鍵を置いて、酒の用意をした。

一気に飲み干し、潤に抱きついた。
俺が背中に両手を回せるのは、こいつだけ。


「どうしたの急に・・・」

「俺・・・怖かった・・・」

「怖かったんだ、そっか・・・よしよし」


頭を撫で、ギュッと抱き締めてくれた。

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