キミの瞳に乾杯!!
第4章 未定
「さすがに、それは…。
私が酔っていたせいっていうか、その…。ねぇ…。」
一度、約束したら、守る律儀タイプのアタシでも。
それは困る。
彼氏?
そんなの、いらないってば。
前に、凝りているのに。
恋しないって決めたはずのアタシ。
ノリでそうですかっていう話じゃないでしょ。
お人好しにも限りがある。
ムリムリ。
そんなのムリ。
ニセ土方がどんなにいい奴でもムリ。
悪いけどムリ。
何回ムリムリ言ってんだ、って感じだけど!
もう、ムリの一言に尽きる。
「ごめん。色々迷惑掛けたかもしれない。けど、あれは不可抗力ということで…。」