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ボク赤ちゃんに戻っちゃった!

第6章 先には!?


笑っている久実ちゃんはほっといて、ボクは段ボール箱の衣類をタンスに詰めていく。

引っ越しの手伝いは今日で終わりにしたかったのである。


「久実ちゃん。このドレスどうする?汚れちゃったね。」


「そこの段ボール箱に入れといて、あとでクリーニングに出すから。」


ボクは空の段ボール箱を畳んで、荷造りの紐で結わく。押し入れに入れて。

ふぅー
「なんとか終わったね!?」

「キラくん。ありがとう。助かったょ。」


ボクの携帯電話が鳴る。 出てみるとママだった!

「もし、もし、なに?ママ。」


「そっちは終わった?」


「うん、なんとか。」


「そう、晩御飯が出来たから、降りておいでょ。久実さんも良かったら、どぉーって、聞いてみて。」


「はーい、わかった。ママ。」


「それじゃ、早く来てね。キラくん。」


携帯電話をポケットに終い。久実ちゃんに聞いてみた。





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