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ボク赤ちゃんに戻っちゃった!

第8章 悪魔の子!?

翌日。

学校は休みだったけど…
飼育係の当番の日で、金魚や亀の餌をあげて、裏庭の兎に野菜をあげる。

小屋を掃除して、鍵を掛けてから、帰ることにした。


通学路を歩いていたら!
わたしを呼ぶ声…


「キラリちゃん♪」


車のウィンドウガラスを開けて…


「あっ!那奈ちゃんのパパ!」


「どうしたの?学校休みじゃなかったの?」


「あー、当番の日だったから、金魚の餌をあげてきたの!」


「ふぅーん、そうなんだ?立ち話しもなんだから、乗って。」


助手席のドアを開ける。
わたしは遠慮がちに座る。
しばらく、車は走る。


「今日は暇?どっか行かない?」


「はい、暇です。」


即答で返事する。


「じゃ、ボクがいいところへ連れて行ってあげる。」

「はい、那奈ちゃんのパパ。」


「その、那奈ちゃんのパパは止めてくれない?高木でいいから。」


「はい、高木さん♪」





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