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ボク赤ちゃんに戻っちゃった!

第4章 できる?できない?

それから、一週間もしないうちに、ボクの家に久実ちゃんは遊びに来てくれた。

「元気だった?キラくん。」


うん、うん、久実ちゃん。
すると、ママから、

「山本さん。お使いに行って来たいので、この子、お願いできるかしら?」


「はい、構いませんが…」

「それじゃ、お願いします。キラ、行ってくるね。」


由美ママはボクの頬っぺにキスをして、財布を持って出て行ってしまった。


ボクは久実ちゃんに抱き着き、おっぱいに顔をすりすりしながら…


「寂しかったんだから、寂しかったんだから。」


久実ちゃんは笑いながら。

「寂しかったのはこっちでしょう?」


ボクのオムツを指差して、そう言った。





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