
先生じゃなきゃやだ。
第4章 約束です。
大和は叫んだ後に私の両腕を掴んだ。
いっ…いたいっ…!!
大和「ちょーし乗りやがって。せっかく皆の前でやっちまおうと思ったのに。
オレに恥かかせやがって。!!!」
怒鳴られてしまった。
大和の雰囲気が一変した。
柔らかい表情だったのに、急に男の顔があらわれた。
じゃあ、今までのは…
裏???
今までのは…全部
騙されてたってこと?
もう、怖くてどうしようもない。
憂「大和っ…菜々美をはなせっ!!」
大和「あれっ…いいんですか?
先生と菜々美のこと、皆にばらしますよ?」
憂「ふっ、オレを誰だと思ってんだ。
先生だぞ。これでも、資格はあるんだ。
お前の成績を徐々に下げてやってもいいんだぜ?
何せ委員に入ってるからな。」
え!?憂先生が?
うそ…
大和「は!?う…うそだろっ、オレを脅そうとしてんだろ、そうはいかね「じゃあ、言いたいことを言ってみろ。
ソッコーお前の未来を潰してやる。」
先生の目付きが変わった。
蛇のようなかっこよくて、鋭い目。
一瞬心を奪われた。
