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先生じゃなきゃやだ。

第4章 約束です。



大和「ちっ…覚えてろよ。」


大和はそれだけ言うと、私から手を離した。

ガラッー


勢いよくドアをあけ、教室を出てった。



憂「行ったな…」



そう言うと、自然になぜか大粒の涙がこぼれてきた。


きっと怖くてどうしようもない不安から解放されたという涙か。



もしくは先生が来てくれてうれしいの涙か。



もう、そんなのどっちだっていい。



うれしい。



涙が止まらない。



憂「菜々美…いくぞっ。」



憂先生は私の手を引っ張り、保健室へ向かった。

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