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君と描き始める未来に

第6章 幸せの誓い

一通り挨拶回りも終わり、スピーチが始まる。


上司から挨拶を貰い友人知人関係に入ると、香織の顔に緊張感が走る。


さっきまで、同盟軍とオタクトークで盛り上がってたのに…。


そんなに心配なのかな…黎子ちゃんのスピーチ。


まぁ、俺も滝島が何を言うかは、気になるけどな…。


そんな滝島は、さっき佐伯さんとどっか行ってたみたいだけど、どうしたんだろう?


佐伯は…何か隅っこで、俯いて…泣いてるのかな?


会社の時みたいに、いきなり騒いだりしなさそうだから、大丈夫そうだけど。


「次は、新婦のご親友の北川黎子様から祝辞を頂きます!」


艶やかな黎子ちゃんが、前に歩いて来ると周りから、拍手と


「凄い…迫力!」


等と声が、聴こえたりした。


黎子ちゃん、目立つなぁ~。

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