テキストサイズ

君と描き始める未来に

第7章 ひたすら滝島目線

流石の同盟軍も現実を受け止め、大人しくなってきたが、嫌な予感は結婚式当日に起きた。


小田切夫妻にお祝いを伝え、星叶に料理を食べさせてる朋代の側で、同僚と話をしていたら…目に入った。


小田切vs佐伯さん!


おいおい!
また発狂しないだろうな!


香織ちゃんは、何やら同盟軍と盛り上がっている様だし。


「ちょっと…佐伯さんに用事あった!」


「おぉ!」


同僚に一言言って、朋代の方を見ると同じく気にしてたみたいで、小さく頷いた。


本当に出来る嫁さんだよな…。


我が社のマドンナだった朋代が、俺と結婚して寿退社した時は、逆に男性陣が大騒ぎで恨まれたよな…。


だからなのか、他人事に感じないのは…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ