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君と描き始める未来に

第7章 ひたすら滝島目線

周りからは祝福の歓声と、遠くに聞こえた佐伯の悲鳴。


開き直ったのか、やたら長くキスしてる。


二人が夫婦になった事を焼き付けるかの様だ。


よっし!煽ってやろ~。


「小田切のスケベ~!」


ピクッと、小田切の肩が揺れたけど、香織ちゃんに何か囁いて、キスの延長をしてるし。


正真スケベと宣伝しといた事に、感謝しろよ~!


「キレイりゃね~。」


逆光に光放つかの様な二人に、星叶が呟いた。


「そうね…。」
「そうだな…。」


俺は朋代の肩を抱き寄せながら願う…


『君たちが描き始めた未来へ』


幸れ!

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