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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

「いいの…?」


「何が~!」


「…出来ないかもよ…。」


「へっ!?」


頬っぺたに、軽くキスをする。


「イチャイチャ出来ないかも…いいの?」


甘めに囁くと


「あ~あ~!考えてなかった…。」


本気で、焦ってるな。


まったく…そっちより、両親の事を考えてたんだろう。


「ハネムーンは、お預けかぁ~!」


「ダメかな…。」


「旅行はいいよ!でも…。」


「でも?」


「帰ったら、しばらく毎日しちゃうよ。」


「なっ!毎日っ!」


嫌なのかな~ちょっと、ショック。


「楽しみにしてたんだよ~ハネムーンの夜を~。」


「そ、そっか…じゃあ頑張る!」


ぷっ!やっぱり香織は流されやすい。


でも、一番…強敵だよ。
君無しじゃ、生きていけないから…。

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