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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

「これから、お昼を食べに行ってから他を回ろうと思うんですが。」


香織が、説明すると


「あら、そうなの!お昼は何かしら?」


「鰻ですよ。柚子胡椒や大根おろしを加えて、最後はお茶漬けにして、食べるそうです。」


「櫃まぶしに、似てるのかしらね~。大根おろしは珍しいわよね…。そこで、軽く飲めるのかしら~香織さん?ねっ、夏奈子さん!」


母さんは、テンション高めにニッコリ笑って同意を求める。


香織のお義母さん…夏奈子さんは


「そ、そうですね。鰻に合うのがあるかもしれないですね。」


目が見開いてしまってる…


イメージがガタガタ崩壊して行く音が、聴こえる様な感じだろうな~。


昔、家族旅行しても野郎ばかりで余りハシャがないから、母さんはつまらなそうだったが、今回は女性陣が居るからか、異様な盛り上がりをしてる。

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