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君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

ピンポ~ン!


インターフォンのカメラの画像に、二人の姿が睦まじく映し出される。


絵面が本当に、綺麗な二人。


なのに本人たちは鼻にかけない、特に暢くんの純朴ぶりは、心が洗われる気分になる。


俺とは、えらい違いだ。
見習わないと。


遺伝子論になると、スイッチが入って凄い事になるが。


そこも二人は、お似合いだよな。


「いらっしゃ~い!」


香織がオートロックを解除する。


部屋まで着き


「ようこそ!結婚式の時は本当に有難う!」


二人に改めて、お礼を言う。


「いえ…また小田切邸にお招き頂けて嬉しいですわ。結婚式自体、香織が落ち着いた姿が見れて、こっちが感謝でしたもの!」


そう言えば、スピーチでも言われたな~。

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