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君と描き始める未来に

第11章 君との思い出

「じゃあ、改めて志信くん、香織ちゃん結婚おめでとう~!」
「有難うございます。」 
「有難う~。」


ソフトドリンクで、みんなで乾杯した。


結婚式の写真を見つつ、振り返って盛り上がる。


「本当…滝島のスピーチには、してやられましたよ、」


「本当に…国彦さんたらね~。」


「盛り上がったじゃんかぁ~!ドッカン、ドッカンって。」


「香織さん、大丈夫だった?」


「ははは!ウチの会社ノリがいいんで、大丈夫でしたよ。ちょっと冷やかしメール来たけど、楽しかったって。特に滝島のスピーチが。」


「冗談じゃない。こっちは、大変だったよ!」


「でも、同盟軍は減ったじゃんか!」


「まぁ…確かに…。」


滝島のスピーチにドン引きした同盟軍は、かなり抜けてくれたみたいで、それは助かったが…しばらく色んな人にからかわれてしまった。

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