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君と描き始める未来に

第2章 指輪と混乱と我慢

「志信…ごめんね!有り難う!」


「香織…もう…離れないで…。」


俺は香織の顔を引寄せ、唇を重ねた。


「志…ん…。」


香織の柔らかな唇を軽く、何度も挟む。


「はぁ…。」


君の吐息に、クラクラする。


「香…織…。」


強く押し当てて、口を割って舌を挿れて…絡め取る。


「んん!ふぅ…。」 


もっと、喘がせたい…君が俺に触れてる証。


口の中の上側を舌先で、なぞる度に香織の身体ビクビクと反応してるのが分かる。


「はぁ…香織…。」


「志…信…。」


瞳を潤ませ、頬が上気していて悩ましい。


香織の身体をソファーの背凭れに寄り掛からせると、首が反り顔が上向きになったところを覆い被さる。


「ふぅん…んん…。」


絡み合わせる度に、クチュと鳴る舌の感触が気持ち良い…。


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