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君と描き始める未来に

第11章 君との思い出

それから、眠りに落ちるまでひたすらお互いを求め合った。


君の温かさ…


君の柔らかさ…


君の甘さ…切なさも…


全てが愛しい。


「あっ…志信…。」


君と描き続ける夢の為に…未来の家族の為に…


俺は命懸けで、守り抜こう。


今度こそ、大事なモノを失わない様に…。


「香織……。」


「はぁ…な…に…?」


君を熱く揺らしながら、命懸けて誓うから…


「死ぬまで…一緒に…幸せで居ようね。」


香織は、小さく頷いて。


「死ぬまで…ずっと…一緒よ…。」





誓いの口付けの様に、そっと唇を重ね合わせた…。

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