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君と描き始める未来に

第2章 指輪と混乱と我慢

あぁ…君は温かくて、柔らかい…ホッとする。


「でも…キスは毎日させて。」


「あっ!う、うん!」


「しばらく、さっきみたいな激しくしちゃうかも…。」


腕の中で君の頭は小さく頷いた。


「うん…嬉しい…。」


うっ…そんな可愛い事、今言われたらヒューズが飛びそうなんだけど。


「香織…激しくしないから…もう一回食べさせて…。」


キョトン瞳を見開く君は


「へ?何を?」


ふっくら柔らかい唇を人差し指でなぞり


「この…さくらんぼ…。」


そして、もう一度君の唇を口に包んだ…。


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