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君と描き始める未来に

第4章 同盟軍

メールが一段落した頃、香織がお風呂から上がって来た。


「志信…ビール飲んでるの?」


髪を拭きながら、近付いてくる。


湯だって上気してるピンクの頬が可愛かった。


「香織も何か飲む?」


「うん!」


「何があるかな~?」


「ビールでいいよ~。」


こんな風に気軽に飲みあえるのも、香織ならではだよな。


自分が飲んでるのと同じ銘柄を冷蔵庫から取り出し、プルトップを開けて香織に渡す。


「はい!」


「ありがとう~。」


微笑みながら、受けとる君。


些細な一つ一つが、全部幸せに感じる。

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