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君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

絶頂の幸福感に酔いしれながら、カーテンから漏れる朝日が俺たちを包む。


ダブルベッドで広い筈のスペースに、君を離さない様に抱き締めていた。


「志信…起きてる?」


囁く声に、甘えた様に答える。


「ん~起きてるけど…離れたくない…。」


「もう…お腹空いたでしょ。朝食作るから…。」


「朝食より…香織がいい…。」


ベッドから出ようとする君を引き寄せて軽くキスをする。


「あっ…。昨日、いっぱいしたじゃん!」


「足りない…今日1日、ずっとしてたい…。」


本気の言葉に


「無理だよ~!体力続かない!」


「じゃあ、抱き締め合ってるだけでいいよ…。」


「それもダメ~!」 


そう…昨日待ちに待った、解禁日!


自分で勝手に、決めただけなんだど。

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