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君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

昨日は注文していたダブルベッドが届いて、お互いの部屋をちょっとリメイク。


香織の部屋を寝室にして、俺の部屋は書斎にしといた。


かなり張り切って、模様替え。


そして待ちかねた、自制心解禁!!


「香織…今日、ちょっと無茶しちゃうかも…。」


「う…うん…大丈夫!」


あぁ…長かった。


ここぞとばかしに、ギュッと抱き締めて


「香織…愛してる…。」


「私も…。」


抱き締め返してくれる腕が俺の背中にしがみ付いて、愛しさが増してくる。


「今夜は…寝かせないよ。」


軽く触れる様に、おでこや頬とキスを落とすと香織は


「志信…好きにして…。」


甘く囁く。


ブッチン!


うっ…煽らないで…。


俺は、香織の唇をいつになく貪りながら一晩中、甘い幸福感に酔いしれていった。

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