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君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

「何だ?挑戦状か…もしかして!」


「招待状…奥さんも来れないかな?」


「いよいよかっ!大丈夫!家族で参加するよ!」


バシバシと大口開いて笑いながら、背中を叩かれた。


「痛いって!」


言葉とは裏腹に、俺も笑ってる。


「いよいよかぁ~!香織ちゃんのウェディング姿、綺麗だろうなぁ~!」


先日の試着を思い出した。


色々と着てたけど、純白ドレスを着た香織の姿は、かなり感動もんだった。


「そうだな…スピーチ宜しく。」


「マジ!いいの~色々暴露しちゃうよ~ん!」


本当にしそうだな…けど


「好きにしろよ。」


笑ってる俺に


「へぇ~香織ちゃん効果かねぇ~?プリンスモード倍増だな!」


何だよ、プリンスモードって?


美容にでも、効くのかな?


「あっ!これ職場に配るよな。」


「あぁ、上司と部署の人たちと…もしかして…。」


嫌な予感がした。


「もしかしてだ…。」


同盟軍…。


また一波乱…はぁ~。

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