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君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

「そんなご機嫌になる程、楽しんじゃったの?」


休憩室からオフィスに向かいながら、話しかけてくる。


本当に…若くないんだから、そんな言い方すんなよ。


「ご想像に、お任せします!」


「えっ!イヤ~!嫁さんや香織ちゃんに悪いし!オマエにはモザイクかけなきゃいけないじゃんか!」


おい!
本当に想像する気かよ!


香織のなんか勝手に、想像させるか!


いつになく、冷たく睨むと


「冗談に決まってるだろ~。小田切ヤキモチ妬き屋さんなんだから~!」


「滝島は、星叶ちゃんの嫁入りの時でもシュミレーションしとけ!」


「なっ!!嫁にはやらん!」


もの凄く嫌な顔をした滝島に、苦笑いしながら


「はい…これ」


一通の封筒を渡した。

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