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ただ…愛してる

第21章 貴女の温もり

俺達は…何事もなく過ごした。


『はなちゃんに会わせたい人がいるんだ…いま入院してるんだけどね』



まだ…あのひとは
眠りについたまま…



『うん。誰?取り合えず帰宅したら
話してね。』



ずっと話すよ
隠し事はしないから




『はなちゃん…俺今日は、早いから
ご飯作るわ』



はなちゃんは笑顔で隼人と
出ていった。



俺もそろそろ
用意するかな…




携帯がなる
うるさくなる




『もしもし。…はい…はい…』



俺は…
考えるより早く体が動いた。

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